株式会社ネットワールドは7月22日、アプリケーションのインストーラー開発ツール「InstallShield X Express 日本語版」の販売を開始した。出荷は8月下旬を予定している。
InstallShield X Express日本語版は、Windows・UNIX・Linuxのマルチプラットフォームに対応する、サーバー・PC用アプリケーションのインストーラー開発ツール(UNIX・Linuxはインターフェイスが英語のみ対応)。同社より発売中の「InstallShield Express 5」の後継、および「InstallShield X Professional」・「InstallShield X Premier Edition」の下位バージョンにあたり、64ビット対応などいくつかの機能が省かれ低価格化されている。
インストーラー開発は、スクリプトを使用せず、チェックリストに従っていくことにより短時間で可能。多くのウィザードや70以上のマージモジュールが用意され、ツールの使用方法を習得するトレーニングが必要ないとしている。
また、.NET Frameworkの配布もサポートし、Visual Studio .NET環境との統合が可能。さらに、InstallShield Xに標準でバンドルされている「InstallShield Update Service」の簡易版「Starter Edition」をバンドルし、エンドユーザーに対してオンラインアップデートサービスを提供する仕組みをインストレーション環境開発時に作成できる。
価格はオープンプライス。同社オンラインショップでの価格は製品版が92,400円。旧製品からのアップデート版が52,500円。
■ URL
株式会社ネットワールド
http://www.networld.co.jp/
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( 朝夷 剛士 )
2004/07/22 12:00
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