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EMCジャパン、ストレージ管理ソフトウェアの最新版 |
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EMCジャパン株式会社は、ストレージ管理ソフトウェアファミリーの最新版「EMC Control Center 5.2」を7月22日より発売する。価格はオープンで、システム構成により変動する。
米EMC EMCソフトウェアグループ上席副社長のマーク・S・ルイス氏は、「これまでControl Centerは、主にハイエンドのEMC製品の管理ツールとして利用され高いシェアを誇っていた。新バージョンでは、異機種が混在するミッドレンジ以上のSAN環境を管理できるよう、、主に運用の自動化に関する機能が強化されている。これにより管理運用コストを削減できる」とした。 製品は、EMC Connectrixを含むマルチベンダーのSANスイッチやディスクアレイを検出、監視、構成する「SAN Manager」、EMC Symmetrixプラットフォームを検出、監視、構成する「Symmetrix Manager」、ナレッジベースと照らしてストレージリソースのプランニング/プロビジョニングと検証を行う「SAN Architect」、Symmetrixのパフォーマンスチューニングを自動化する「Symmetrix Optimizer」、設定したポリシーに基づいてストレージのプロビジョニングを自動化する「Automated Resource Manager」、CLARiX環境のアプリケーションを管理する「Navisphere管理スイート」、ストレージリソースの稼働状態や使用率を監視してレポートを作成する「StorageScope」、ストレージ内のデータをファイルレベルでレポートする「StorageScope File Level Reporter」、パフォーマンスレベルでの監視とレポーティングを行う「Performance Manager」の各ソフトウェアから構成される。
Automated Resource Managerでは、プロビジョニング用のCLI（コマンドラインインターフェイス）が追加され、IBM Tivoli、HP OpenView、BMC Patrolなどとの統合が可能になった。また他のアプリケーションからストレージを利用可能にする割り当て解除ウィザードが追加されたため、ストレージ使用率の向上が容易になった。 またStorageScopeとStorageScope File Level Reporterでは、日立、HP、IBMといったマルチベンダーのディスクアレイと、Linuxホストを監視対象として新たにサポートした。またPerformance Managerは旧称であるWorkload Analyzerから名称が変更されており、EMCのNASであるCelerra、日立ストレージの一部、またLinuxホストのパフォーマンス管理とレポートを新たにサポートしている。 Symmetrix ManagerとSymmetrix Optimizerでも、BCVのプロテクトリストア、スナップとクローンのセッションで、作成、更新、リストア、停止といったデバイス管理の機能が追加されている。またNavisphere管理スイートでは、構成や使用率、またアラート、プロパティの管理において機能が拡張されている。
■ ＵＲＬ EMCジャパン株式会社 http://japan.emc.com/ ニュースリリース http://japan.emc.com/news/press_releases/2004/040722.jsp EMC Control Centerファミリ http://japan.emc.com/products/storage_management/controlcenter.jsp ■ 関連記事 ・ EMCトゥッチCEO「情報ライフサイクル管理により低コストで効率的なデータ管理を提供」（2003/10/28）
（ 岩崎 宰守 ）
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