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日本HP、MIME形式のメールデータも検索できる全文検索ソフトの新版


 日本ヒューレット・パッカード株式会社は7月27日、日本語に対応した全文検索ソフトウェアの新バージョン「MitakeSearch V4.2」を発表した。ライセンスキーはV4.0と共通なため、従来版のユーザーはそのまま利用できる。

 MitakeSearchは旧コンパックコンピュータの日本法人が開発、1997年より販売している日本語全文検索ソフトウェア。主な特長として、1)小規模から大規模まで幅広いシステムに柔軟に対応、2)インターネット向け検索データ収集ロボットを標準で提供、3)Microsoft Office製品、PDF、XML、JPEG、MP3など多彩な文書の検索が可能、4)Linux、Tru64 UNIX、Windowsプラットフォームをサポート、5)64ビットVLM(Very Large Memory)の機能を生かした高速で堅牢なアーキテクチャ、などがある。

 新バージョンでは、従来から対応している18種類のデータフォーマットに加え、新たにMIME V1.0形式のメールやニュースのデータ、Office 2003(Word、Excel、PowerPoint)、tarファイル(tarおよびgzip/bzip2で圧縮されたtar)、HTTPSプロトコルを使用したWebサーバー上のデータに対応した。また、Red Hat Enterprise Linux v3.0、Fedora Core 1/2での動作検証や、UTF8ロケールのサポートなどLinuxサポートを強化している。そのほか、特定のURLを優先的に表示するスポンサーURL検索、タイトル部分のみの検索を可能にするタイトルのサブタイプ検索など、検索機能の強化も行われている。

 価格は、10万ファイルまで検索可能なワークグループモデルが105万円、100万ファイルまで検索可能なスタンダードモデルが262万5000円、500万ファイルまで検索可能なエンタープライズモデルが787万5000円。なお、1万ファイルまで検索可能なフリーライセンス版も別途提供されている。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  ニュースリリース
  http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-146.html
  MitakeSearch
  http://www1.jpn.hp.com/products/software/internet/mitake/


( 福浦 一広 )
2004/07/27 14:11

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