日本アイ・ビー・エム株式会社は7月28日、クライアントの情報共有機能を中心としたソフトウェア製品群の最新版「Lotus Workplace 2.0」を発表した。
Lotus Workplaceは、電子メール、カレンダー、インスタント・メッセージング、Web会議などの各種機能が共通のインターフェイスでコンポーネントとして提供され、必要に応じて組み合わせて統合的に利用できるソフトウェア製品群。
シンプルなメッセージング機能を持つ「Messaging」、インスタントメッセージングおよび在席確認機能、Web会議機能、カスタマイズ可能なチーム・スペース機能が統合された「Team Collaboration」、組織で実施するラーニングプログラム「Collaborative Learning」、Webコンテンツの作成や管理を行う「Web Content Management」がそれぞれ機能強化されたほか、共同文書管理ツール「Documents」が新たに追加されている。
Lotus Workplace 2.0の導入にはAIX/Linux/Windowsいずれかのサーバーに、同梱するWebSphere Application Server、WebSphere Portal Server、データベースシステム(Cloudscape / DB2 Universal Database Enterprise Server Edition V8.1)、HTTP server、LDAP directory serverなどの導入が必要となる。クライアントはWebブラウザ、およびLotus NotesやOutlookなどのメールクライアントを利用する。
価格は、Messagingが4,410円/ユーザーから、Team Collaborationが13,440円/ユーザーから、Collaborative Learningが5,355円/ユーザーから、Web Content Management750万7500円/CPUから、Documentsが4,410円/ユーザーから。
出荷は、7月31日より同社のWebサイト上にてダウンロード開始、メディアパックは8月20日より。Documentsのライセンス交付は7月28日より。
■ URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
Lotus Workplace 2.0発表の概要
http://www-6.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/LOT04063?OpenDocument&ExpandSection=1&highlight=0,Lotus,Workplace
■ 関連記事
・ 日本IBM、「Webアプリケーションを超える」クライアントソフト新戦略を発表(2004/05/17)
( 朝夷 剛士 )
2004/07/29 17:20
|