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クレオ、経営環境や業務要件の変化を踏まえた新会計ソフト


 株式会社クレオは8月4日、従来より販売している「CBMS会計」の後継製品として、「CBMS ZeeM会計」を発表した。これは、CBMS会計を、経営環境や業務要件、インフラなどの変化を踏まえて新たに作り変えたもので、11月の発売を予定している。

 CBMS ZeeM会計では、CBMS会計の機能を引き継ぎながらも、ユーザーの要望を取り込み、最新のWebテクノロジーを採用したほか、グループ経営や事業管理強化などの新しい業務要件に対応したり、大量データの処理を可能にするなど、機能の強化を図っている。

 具体的には、連結経営に対応したグループ管理機能、決算のスピードアップと業務負荷を削減する機能、迅速・多様な分析による、会計データの経営情報としての有効活用を支援する機能、書式変更時の処理を自動化する機能などを持つ。

 また、業務担当者向けにはリッチクライアント、一般社員向けにはWebクライアントと、業務に応じて最適なクライアントを用意。どちらの場合もソフト配布の手間が必要ないため、メンテナンスコストが削減できるという。加えて、販売管理などの他システムとの連携や、テンプレートによる低コスト・短納期での導入を実現したとのこと。

 なお、プラットフォームには.NETを採用しているほか、富士電気システムズのワークフローエンジン「ExchangeUSEワークフロー Developer」、帳票出力用にウイングアークテクノロジーズの「SVF 帳票 i ソリューション」を採用している。



URL
  株式会社クレオ
  http://www.creo.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.creo.co.jp/data/PRESS/now/2004/040804160614.html


( 石井 一志 )
2004/08/04 19:31

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