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ベリタス、データ移行の簡素化などLinux対応ソフト5製品


 ベリタスソフトウェア株式会社は、エンタープライズ向けストレージ管理ソフトウェア「VERITAS Storage Foundation 4.0 for Linux」など、Linux対応の5製品を9月より発売する。

 VERITAS Storage Foundation 4.0 for Linuxは、異なるOS間におけるデータ移行を行う「Portable Data Container」の搭載や、データの最適な配置によるコスト低減を図るQoSS (Quality of Storage Service) などの機能強化が行われている。

 計画的、および予期しないダウンタイムの削減や、サーバー統合を異なるプラットフォームやストレージが混在する環境において実現する「VERITAS Cluster Server」は、新バージョンからLinux対応版が提供される「Global Cluster Option」によって、災害対策のためのサイト間フェイルオーバーが可能となる。

 このほか新製品として、遠隔サイトに複製データを作成することで災害やサイト障害対策、データセンターの移行を支援する「VERITAS Volume Replicator」、Linuxサーバー間でデータの同時共有を行い、アプリケーションの水平方向へのスケールアウトとエンタープライズSANにおけるストレージの利用率を向上させる「VERITAS Storage Foundation Cluster File System for Linux」、VERITAS Cluster File System、Cluster Volume Manager、Cluster Serverを統合し、クラスタファイルシステム上でのOracle RAC構築、および高いアベイラビリティとスケーラビリティを実現する「VERITAS Storage Foundation for Oracle RAC」が発表された。

 価格は、VERITAS Storage Foundation(スタンダード)の最少構成で16万5000円から。そのほかの製品の価格は要問い合わせとしている。出荷開始は9月末の予定。



URL
  ベリタスソフトウェア株式会社
  http://www.veritas.com/ja/
  プレスリリース(PDFファイル)
  http://www.veritas-press.jp/press/pdf/040803_1.pdf

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( 朝夷 剛士 )
2004/08/05 16:14

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