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変更箇所をバイナリレベルで抽出するアップデータ作成ソフトウェア
株式会社MONETは、米PocketSoft開発のアップデータ作成ソフトウェア「dfc-gorilla」を8月10日より国内販売する。価格は75万円。
dfc-gorillaは、ソフトウェアのアップデートを行う際に、前のバージョンからの変更箇所をバイナリレベルで抽出し、これを圧縮した差分パッチを作成するソフトウェア。差分パッチのサイズは、オリジナルデータと比べ最大99.9%まで圧縮可能で、アップデータの配信コストを削減できる。
差分ファイルを圧縮したdfc(Differential File Compression)ファイルの作成は、Buildウィザードとコマンドラインの2つの方式で行え、自己適用型のdfcファイルもコーディングせずに作成できる。
GBレベルのデータファイルに対する差分抽出が可能で、同社では、CDやDVD、ハードディスクのイメージファイル、データベースファイル、地図情報や画像データの差分抽出とアップデートといった用途を想定している。
対応OSは、パッチ適用環境がWindows 9x/Me/NT/2000/XP/Server 2003、Windows CE、Linux、UNIX。パッチ作成環境がWindows NT/2000/XP/Server 2003で、LinuxとUNIXにも近日中に対応する予定。
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URL
株式会社MONET
http://www.monetz.com/
ニュースリリース
http://www.monetz.com/gorilla20040804.html
米Pocket Soft
http://www.pocketsoft.com/
dfc-gorilla
http://www.monetz.com/ps/dfc-gorilla/dfcproducts.html
( 岩崎 宰守 )
2004/08/10 14:02
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