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IDSとB-EN-G、BPMツールを用いた国際物流の可視化・継続改善コンサルティングを提供
IDSシェアー・ジャパン株式会社と東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は8月11日、国際物流の可視化・継続改善ツール「国際物流ARIS BPMモデル」を共同開発し、そのコンサルティングで業務提携すると発表した。両社では初年度に1億5000万円の売上げを目標としている。
IDSでは、企業活動をモデルにより可視化し、さらに業務プロセスのパフォーマンスをモニタリング、評価するツールを用いることで効率化・最適化を図る継続的な業務改革の手法としてのBPMを提唱している。
国際物流ARIS BPMモデルは、B-EN-Gの国際調達・国際物流の現場系のグローバル物流ノウハウや、データ構造設計やSAPを中心とするERP構築ノウハウ、国際物流のプロセス・KPI(Key Performance Indicator)連動型BPRコンサル手法を、IDSのBPMツール「ARIS」の「ARIS BSC コンポーネント」上に実装したモデル。
これにより国際物流の業務プロセスを、重要業績評価指標であるKPIとして定量化し、階層的に可視化・分析できる特長がある。また業務プロセスを現場に効率的に伝達し、フィードバックも回収する仕組みとしてIDSの「ARIS Web Publisher」も活用されている。
B-EN-Gでは、日系企業の中国展開用モデルの精緻化や、日中両言語の併用対応の実証実験をすでに行っており、両社では、国際物流業務を手がける電機/ハイテク業界、自動車部品業界の日系企業を対象に、国際物流ARIS BPMモデルを活用したコンサルティングサービスを提供していく。
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URL
IDSシェアー・ジャパン株式会社
http://www.ids-scheer.co.jp/
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
http://www.to-be.co.jp/
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