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監視機能や警告機能を強化したOracle運用管理ツールの最新版


 株式会社インサイトテクノロジーは、Oracle Database 10gに対応した運用管理ツール「Performance Insight 5.3」を8月16日より出荷開始する。OSは、Windows Server 2003/2000/NT 4.0や、Red Hat Linux、MIRACLE LINUX、AIX、HP-UX(PA-RISC版/Itanium版)、Solaris(SPARC版)などに対応する。価格は80万円(税別)から。

 Performance Insightは、Oracleサーバーの運用管理と監視を行うためのパッケージソフト。データベースのボトルネックやチューニングポイントなどを分析して、診断レポートを提供。チューニング作業にかかる時間を軽減する。また複数台のデータベースサーバーを、集中コンソールによって一元管理する機能も持つ。

 今回の新バージョンでは、動的SGA、セグメント統計値、RAC競合といった各項目の監視機能が追加され、共有プールやデータベースバッファの監視を強化するとともに、システムの状況やボトルネックを容易に把握できるようになった。

 また、警告機能も強化されており、警告コンソールに警告レベルの状態変化と、警告の連続発生回数を表示するように変更されている。ユーザーは警告レベルの状態変化によって、警告レベルの推移が矢印によって一目で分かるようになり、連続発生回数の表示によって、一時的なものなのか、常に発生しているものなのかを見分けられるようになった。

 さらに、SQL文の取りこぼしが発生しないよう、SQL文をWait Timeベースでサンプリングする方式に一新。加えて、SQL Minderのアプリケーション分析機能を強化し、アプリケーションから実行されたSQL文やPackage、Procedure情報の分析を行えるようにした。



URL
  株式会社インサイトテクノロジー
  http://www.insight-tec.com/
  プレスリリース
  http://www.insight-tec.com/html/press/040806

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( 石井 一志 )
2004/08/12 12:33

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