グレープシティ株式会社は、Wordファイルのスタイル設定だけで6種類のヘルプを自動生成できるツールの最新版「Doc-To-Help 7.0J Standard/Professional」を8月27日より発売する。価格はStandardが63,000円、Professionalが84,000円。
Doc-To-Helpは、Wordファイルから、WinHelp 4.0(.hlp)、HTML Help 1.2/1.3(.chm)、標準HTML、Microsoft Help 2.0(.hxs)、JavaHelp 1.1.3(.jar)、印刷マニュアル(.doc)の6種類のヘルプファイルを生成できるツール。Word文書の編集から、ヘルプトピックやヘルプターゲットの設定、そしてヘルプのコンパイルまでをGUIで行える「プロジェクトエディタ」により、Wordファイルのスタイル設定を行うだけで、目次や索引、ナビゲーション、ジャンプ/ポップアップといったトピックへのリンクが自動生成できるため、従来のヘルプオーサリングツールに比べ短時間でヘルプを作成できる。
またヘルプウィンドウのカスタマイズやホットスポット画像の設定、用語集への自動リンク、Webサイトへのリンク、指定したテキストの特定ヘルプへの組み込みといった機能も備えており、ヘルプインターフェイス用のWordテンプレートやテーマも提供される。
Standard版は標準的なヘルプ作成機能のみを備え、Professional版には、モジュラーTOCツールコンテキスト文字列エディタ、イメージマップエディタ、テーマデザイナなどの機能拡張ツールが付属する。
動作環境は、Microsoft Word 2000/XP/2003 日本語版、.NET Framework 1.0/1.1、VB6.0ランタイム、VC++ 6.0ランタイム、Internet Explorer 5.5以上、MDAC 2.5以上。またMicrosoft Help 2.0の作成にはVisual Studio .NET 2002/2003 日本語版とVisual Studio Help Integration Kit(VSHIT)が、JavaHelp 1.1.3の作成にはSun Microsystems JavaHelp 1.1.3/2.0が必要となる。
なお同社では、30日間試用できるトライアル版をダウンロード提供している。
■ URL
グレープシティ株式会社
http://www.grapecity.com/japan/
プレスリリース
http://www.grapecity.com/japan/support/database/P3_276_14600_News.htm
Doc-To-Help 7.0J Standard
http://www.grapecity.com/japan/support/database/P3_275.htm
Doc-To-Help 7.0J Professional
http://www.grapecity.com/japan/support/database/P3_276.htm
トライアル版ダウンロード
http://www.grapecity.com/japan/support/database/Tool_TrialVersions.htm#1
( 岩崎 宰守 )
2004/08/27 16:27
|