また、デスクトップの3D化はサンだけが開発しているものではない。米Microsoftが開発中の次世代Windows「Longhorn(開発コード名)」にも“Aero”/“Aero Glass”という視覚効果として取り入れられることが2004年5月に開催されたWinHECで発表されている。川原氏は「Appleの(Mac OS Xで取り入れられた視覚効果である)Aquaの疑似語とLooking Glassを合わせた、彼らの姿勢をよく表している名前」と皮肉るが、「彼らも取り組んでいる以上、方向性が間違っていることはない」と、デスクトップの3D化がこれからの流れであることを強調。そして「我々にできて、彼ら(Microsoft)にできないことが、オープンソースを利用して世界中の開発者からアイデアを集めること」と優位性を語った。