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東芝ソリューション、統合クラスタソフトウェアの対応環境を拡充


 東芝ソリューション株式会社は9月1日、自律型コンピューティングに対応する統合クラスタソフトウェア「DNCWARE ClusterPerfect EX」の新バージョン(Ver 8.1)の販売を開始した。

 DNCWARE ClusterPerfect EXは、大規模システムやサーバー統合向け自律型コンピューティング対応の統合クラスタソフトウェア。システムの負荷に応じて稼動サーバー数を自動的に増減させる「ワークロード・プロビジョニング」、障害予測時や障害発生時に予備サーバー群から代替サーバーをセットアップして障害サーバーを自動代替する「HAプロビジョニング」、障害が発生したサーバーを待機サーバーに切り替えることで業務サービスの継続を可能にする「フェイルオーバー」などの機能を提供しシステムの可用性を向上することができる。

 今回発表された新バージョンではワークロード・プロビジョニングのサポート環境の強化やフェイルオーバー対象ミドルウェアの拡充が行われている。

 ワークロード・プロビジョニングの対象ミドルウェアとして、「Citrix MetaFrame XP Presentation Server FR 3」および「Citrix MetaFrame Presentation Server 3.0」に対応。また、Webサーバなどの負荷状態を監視するロードバランサとして「Nortel Networks Alteon Application Switch」、「IBM BladeCenter Nortel Networks Layer 2-7 GbE スイッチ・モジュール」が新たにサポートされる。

 また、フェイルオーバーの対象ミドルウェアとして日本IBMの DB2 Universal Database 8.1 Database Partitioning Feature、Lotus Notes/Domino 6.5、Tivoli Enterprise Console 3.9、Tivoli Monitoring 5.1.2、WebSphere Application Server Network Deployment 5.1、WebSphere MQ 5.3、日本オラクルのOracle Database 10g、およびPostgreSQL 7.1/7.2/7.3/7.4が新たにサポートされる。



URL
  東芝ソリューション株式会社
  http://www.toshiba-sol.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.toshiba-sol.co.jp/ccc/news/detail/040901.htm


( 朝夷 剛士 )
2004/09/01 18:36

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