株式会社プロトンは、米Acronisが開発したバックアップソフトウェアの最新版「Acronis True Image Server 7.0」を、9月17日に発売する。価格は、年間技術サポート料を含め102,900円。このほか、次期バージョンへのアップグレードの権利を「Acronis True Image Server 年間アップグレードプロテクション」として、21,000円で提供する。
Acronis True Image Serverは、クライアントPC向けのバックアップソフト「Acronis True Image」のサーバーOS対応版。バックアップに際しては、独自の「Acronis Drive Snapshot」技術により、稼働中のサーバーのデータを含めて、OS/アプリケーション/各種設定を丸ごとイメージファイル化できる。またリカバリ時にOSの再インストール作業を必要とせず、バックアップしたイメージファイルをサーバー上に展開するだけで作業が完了するため、復旧時の工数を削減できるという。
今回の新バージョンでは、シリアルATAや、増分バックアップ機能、スケジューリング機能に対応したほか、HDD上にほかのデータと切り離されたエリアを作成し、そこにバックアップイメージを保存する「Acronisセキュアゾーン」機能を搭載。この機能を利用すると、サーバー起動時にF11キーを押すだけで、リカバリが行えるようになるとのこと。
Acronis True Image Server 7.0の対応OSは、Windows Server 2003/2000 Server/2000 Advanced Server/NT 4.0 Server。
■ URL
株式会社プロトン
http://www.proton.co.jp/
プレスリリース
http://www.proton.co.jp/news/040901.html
( 石井 一志 )
2004/09/02 16:29
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