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日本HPとオラクル、中小規模システム向けのクラスタパッケージ


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)と日本オラクル株式会社は9月6日、両社の製品と構築/保守サービスを組み合わせた、中小規模向けのクラスタ短期導入パッケージ「HP SE-RAC」を、同日より提供開始すると発表した。価格は、150ユーザーの標準構成で1950万円から。

 HP SE-RACは、日本HPのx86サーバー「HP ProLiantサーバ」と日本オラクルのOracle Database 10g、Oracle Real Application Clusters 10gにシステム構築/保守サービスを組み合わせて提供する、中小規模システム向けクラスタパッケージ。プラットフォームとしてはWindows版とLinux版が用意されている。

 ベースのハードウェアには、日本HPのx86サーバー「HP ProLiant DL380」とファイバチャネルストレージ「MSA1000」を利用し、必要なケーブル類、3年のハードウェア保守をセットにして提供する。CPUやメモリ/HDD容量などは必要に応じてカスタマイズ可能という。

 基本構成ではこれに、150ユーザーでの使用を想定した「Oracle Database 10g Standard Edition」の150 Named User Plusライセンスと保守サービス(1年)、Windows/Linuxの必要ライセンスと保守サービス(3年)をバンドル。さらに、クラスタ環境を含めたOracleデータベースの設計、構築、運用などに関するコンサルティングを行う「InfraRED for Oracle」もあわせて提供する。

 なおこのパッケージ提供にあたって両社では、共同検証センターである「HP Oracle Solution Center」を活用し、ProLiantサーバーの処理性能最大化を図るなど、このパッケージ提供のための、動作検証作業を実施したとのこと。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  日本オラクル株式会社
  http://www.oracle.co.jp/
  プレスリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2004/fy04-166.html


( 石井 一志 )
2004/09/06 11:49

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