ボーランド株式会社は、Java統合開発環境の最新版「Borland JBuilder 2005」日本語版を9月30日より出荷する。価格は「Borland JBuilder 2005 Developer」が50,400円、「Borland JBuilder 2005 Enterprise」が315,000円。
JBuilder 2005は、J2SE 5.0やJ2EE 1.4など、最新のJava標準仕様をサポートした統合開発環境。Webアプリケーションのユーザーインターフェイスを構築するためのフレームワークであるJavaServer Faces(JSF)も新たにサポートするなど、Web開発の機能が強化されている。
またパフォーマンス問題の解決を支援する「Optimizeit Profiler」の搭載や、コード検査機能、リファクタリング、ユニットテストなど、開発ソフトウェアの品質向上を支援する機能が追加されている。
Enterpriseでは、J2EEアプリケーションのプロファイリングをサポートする「Request Analyzer」が追加されたほか、要求管理ツール「Borland CaliberRM」とのデータ連携も可能となっている。
対応OSは、Windows 2000 SP4/XP/Server 2003、Solaris 9、Sun Java Desktop System Release 2、Red Hat Enterprise Linux 3.0。
なおボーランドでは、JBuilder登録ユーザーを対象に、JBuilder 2005と連携してチーム開発における生産性を向上する構成管理ソリューション「Borland StarTeam」を特別価格で提供するキャンペーンもあわせて開始する。
■ URL
ボーランド株式会社
http://www.borland.co.jp/
ニュースリリース
http://www.borland.co.jp/news/20040907_jbuilder2005.html
Borland JBuilder
http://www.borland.co.jp/jbuilder/
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( 岩崎 宰守 )
2004/09/07 17:13
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