最新版では、新たに外部委託費用の管理機能「Service Procurement」と購買契約管理機能「Procurement Contracts」を追加。また、日本の購買における慣習を意識した機能として、発注時に単価が未定でも発注可能な仮単価機能や、柔軟性を高めたユーザー画面、契約書のPDF形式による出力が可能なレポーティング機能などが強化されている。そのほか、グローバル企業向けにグループ全体の購買・調達業務のシェアード・サービス・センターでの一括管理機能や、製薬・医療機器業界向けに米国FDA(U.S. Food and Drug Administration:米国食品医薬品局)による電子申請に関する規定「21 CFR Part 11」に準拠した発注文書の電子署名機能が付加されている。
なお、同製品は、今秋提供の統合アプリケーションソフト「Oracle E-Business Suite 11i.10」に搭載して提供される予定。