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CSKとサンが協業しユーティリティコンピューティングサービスを提供


 株式会社CSKは9月27日、サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)と協業し、ユーザーがITリソースを使用した分に応じて課金を行う「ユーティリティ・コンピューティング・サービス」を11月1日より提供開始し、利用量型課金のアウトソーシング・サービスを展開すると発表した。

 このサービスは、CSKが提供するサンのプラットフォームベースのハードウェア、ソフトウェア、サーバー監視、基本運用などのアウトソーシングサービスにおいて、各リソースの使用分に応じた料金を1カ月単位で算出し、利用量型の課金を行うというもの。例えばサーバーはCPU使用率、ストレージは使用したディスク容量に基づき料金が設定され、サンの関連会社であるサン・マイクロシステムズ・ファイナンス株式会社を通じての提供となる。

 また、サンはCSKに同サービスで使用するハードウェア、ソフトウェア、サービスなどの製品を月額料金で提供する。

 CSKは同サービスを利用することで(1)ITコストの削減(最適化)やシステム投資リスクの軽減、資産のオフバランス化を実現し、(2)システムの導入・サポート・運用・更新といった業務からの開放、技術管理の合理化などのメリットを得ることができるとしている。

 両社は共同で営業を展開し、2004年度中に5社の受注を目標としている。



URL
  株式会社CSK
  http://www.csk.co.jp/
  サン・マイクロシステムズ株式会社
  http://jp.sun.com/
  プレスリリース
  http://www.csk.co.jp/news/detail.asp?2004_63


( 朝夷 剛士 )
2004/09/27 13:52

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