サン・マイクロシステムズ株式会社は、Java開発ツール「Sun Java Studio Creator」を9月28日より出荷する。同社オンラインストアでの価格は11,000円で、ライセンスは1ユーザーあたり3台へのインストールが可能となっている。
Sun Java Studio Creatorは、Java の標準規格であるJSF(JavaServer Faces)への対応により、コンポーネント部品をドラッグアンドドロップすることでJ2EEアプリケーションのGUIを開発できるツール。数ページのナビゲーションツールやJSFコンポーネントへの自動データバインド機能などにより、Javaプログラミングの初心者でもコードを記述することなく直感的な操作での開発が可能だという。
またデータベース接続アプリケーション開発において、JDBC Rowsetの標準技術を活用したクエリエディタによるビジュアルな操作でSQLクエリを自動生成できるSQLエディターの機能も備える。対応OSはWindows、Mac OS、Linux、Solaris (SPARC/x86)。
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Sun Java Studio Creatorの画面
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画面遷移を設定できるナビゲーションツール
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SQLクエリを自動生成するSQLエディタ
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製品には、サンプルのコードやアプリケーション、チュートリアル、技術情報などのコンテンツからなる開発者向け情報ネットワーク「Sun Developer Network Standard」への年間アクセス権が付属している。
このほか30日間無償で試用できる評価用のダウンロード提供も販売と合わせて開始する。これを利用すれば、Sun Developer Network Standardの30日間無償メンバー資格も得られる。
なおサンでは、Sun Java Studio Creatorを使用してWebアプリケーションを開発する際の知識を習得できるトレーニングコースを10月22日より開始する予定。コースは基本操作、デバッグ方法、JSFコンポーネントの使用方法に分かれており、10月7日よりWebサイトでの申し込みを開始する。受講の料金は40,000円だが、先着100名限定で特別料金での受講が可能だ。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/Press/release/2004/0928.html
Sun Java Studio Creatorポータル(評価版ダウンロード)
http://jp.sun.com/jscreator/
Japan Training(トレーニングコース申込)
http://jp.sun.com/training/
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( 岩崎 宰守 )
2004/09/28 16:26
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