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アドス、Eclipseプラグインとして動作する統合開発環境を無償提供

XSDファイル編集ツールもダウンロード販売

 株式会社アドスは、XML統合開発環境「ADOS XMLStudio Standard Edition」の無償ダウンロード提供と、XSD(XMLスキーマ定義言語)ファイル編集ツール「ADOS XSDConstructor」のダウンロード販売を9月29日より開始した。XSDConstructorの価格は20,790円。

 XMLStudio Standard Editionは、DTD/XMLスキーマをリアルタイムの検証に対応し、ツリー形式での編集が可能なXMLエディタ、タグの入力支援機能やXMLへの変換機能を備えたHTMLエディタに加え、ノードの追加・編集が可能なスキーマウィザード、DTD/XMLスキーマの自動生成機能など備えたXML統合開発環境。

 Xpath/ドキュメントの妥当性チェック、XSLT変換、XSLスタイルシートを適用したPDF出力も行える。またプロジェクト管理機能により、ファイルやフォルダを階層管理できる。ODBC、ADO、JDBCに対応したデータベースとの連携が可能な「XML DBナビゲータ」も付属する。

 あわせて提供される有償版の「Professional Edition」では、Apache XindiceやTaminoなどのネイティブXMLデータベースへのアクセス機能、WSDLとJavaの相互変換を可能にするWebサービス機能と、「XSDConstructor」のライセンスが追加されている。ダウンロード販売の価格は65,100円となる。

 Standard Editionの利用に当たっては、ファイルをダウンロード後にメールアドレスを入力することで、無期限のライセンスキーが送付される。なおProfessional Editionについても同様の手続きで30日間の試用が可能となっている。動作環境はWindows 98/Me/2000/XP、Linux+GTK/Motif、Solaris+Motif。このほかEclipse 2.0.1+SUN JRE 1.3.1、またはEclipse 2.1.1+SUN JRE 1.4.2が別途必要になる。

 XSDConstructorは、XMLの要素や型をGUIで確認しながらスキーマを設計できるXSDデザイナにより、XSDファイルをビジュアルに編集できるツール。XSDファイルのアウトライン表示やUML表示も可能で、ドキュメント出力を仕様書としても利用できるほか、バリデーションチェック機能も備えている。



URL
  株式会社アドス
  http://www.a-dos.com/
  プレスリリース
  http://www.a-dos.com/jp/pr/press/view.jsp?id=23


( 岩崎 宰守 )
2004/09/29 16:18

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