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インテル、EM64Tに対応するコンパイラなどのソフトウェア開発者ツール群 |
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インテル株式会社は、Xeon/Pentium 4に採用されているメモリアドレッシング拡張技術「EM64T」に最適化されたC++/Fortran用コンパイラなどのソフトウェア開発支援ツール群を発表した。国内ではエクセルソフト株式会社を通じて発売される。 今回発売されるのは、「インテルC++コンパイラ 8.1」のWindows/Linux版（57,750円）、「Windows版インテル Visual Fortranコンパイラ 8.1 プロフェッショナル・エディション」（176,190円）、「同スタンダード・エディション」（68,250円）、「Linux版インテル Fortranコンパイラ 8.1」（93,450円）、「インテル インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ 4.1」（29,400円）の各製品。 これらのコンパイラは、EM64T用のアプリケーションを最適化するツール。Linux版インテルC++コンパイラ 8.1には、32ビットCPUのC++コンパイラとともに使用される「C Developers Toolkit」が含まれるほか、開発環境のEclipseとも統合され、開発生産性をより向上している。またコンパイラのコードカバレッジツール、テストプライオリタイゼーションツールの性能も向上され、開発したアプリケーションの検証時間を短縮できる。 さらにHTテクノロジに対応するスレッディング/スレッドサポート機能についても、マルチスレッドアプリケーションの構築が容易になるよう改善されているという。 インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブは、アプリケーションにオーディオやビデオ、イメージといったマルチメディア処理のコーデックや、暗号化などの演算処理機能をアプリケーションに追加できるツールとなる。 高パフォーマンスが要求されるアプリケーションに最適化された関数一式を提供する「インテル マス・カーネル・ライブラリ 7.0.1」（57,750円）、パフォーマンス上のボトルネックを分析できる「インテル VTune パフォーマンス・アナライザ」（98,700円）2製品のEM64T対応版は、2004年第4四半期中に発売の予定となっている。 なおAMD Athlon 64/Opteronで採用されている同様のメモリアドレッシング拡張技術「AMD64」での動作はサポートはされていない。 ■ ＵＲＬ インテル株式会社 http://www.intel.co.jp/ プレスリリース http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2004/041005b.htm エクセルソフト株式会社 http://www.xlsoft.com/jp/ インテル ソフトウェア開発製品 http://www.xlsoft.com/jp/products/intel/ ■ 関連記事 ・ インテル、Prescottコアに対応したアプリケーション開発支援ツールを提供（2004/02/12） ・ インテル、Itaniumに対応したLinux性能解析ツールを発表（2004/01/22） ・ エクセルソフト、インテルC++/Fortranコンパイラの最新版を発売（2003/12/11）
（ 岩崎 宰守 ）
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