住商エレクトロニクス株式会社(以下、SSE)は10月5日、米BindView製ログ収集システム「bv-Control」の取り扱いを開始すると発表した。
bv-Controlは、クライアント/サーバーの情報を収集して、管理者向けのレポートを出力するソリューション。エージェントレスで動作するため、対象となるPCにソフトウェアをインストールすることなく、情報を集めることができるという。
ユーザーは同製品を用いることにより、OSやIEのパッチ適用情報をはじめとするソフトウェアのインベントリ情報のほか、アカウントの管理者権限やパスワードの設定情報、フォルダのアクセス権の設定情報などを取得できる。また管理者に対しては、集めた膨大な情報から「誰が、いつ、どのファイルに、何をした」というアクションだけを抽出し、整形して提示するとのこと。
製品を利用するためには、管理コンソールソフトの「BindView RMS Console」のほか、サーバー、クライアント用の各ライセンスが必要となる。価格は、BindView RMS Consoleが82万円(税別)、サーバーライセンスが1ライセンスあたり9万4000円(同)、クライアントライセンスが100ライセンスあたり47万円(同)。管理コンソールの対応OSと情報収集対象のOSは、ともにWindows XP/2000/NT/Server 2003。
なお今回はSSEより、日本HP製のサーバーを用いたアプライアンスも同時に提供される。こちらの価格は、ラックマウント型モデルが192万円(税別)から、タワー型モデルが196万円(同)から。
■ URL
住商エレクトロニクス株式会社
http://www.sse.co.jp/
( 石井 一志 )
2004/10/05 16:45
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