米Microsoft Corporationは10月3日(米国時間)、POSシステム向けソフトウェアプラットフォーム「Windows Embedded for Point of Service」を開発中だと発表した。
Windows Embedded for Point of Serviceは、同日にプレビュー版が提供された組み込み機器向けOS、「Windows XP Embedded with Service Pack 2」をベースに開発される製品。小売業での利用にフォーカスし、信頼性とセキュリティの強化、POSシステムのライフサイクルコスト削減などに重点を置いて開発されるという。
また同製品では小売業向け機器のプラグアンドプレイ機能を備えており、スキャナ、レシートプリンタ、キャッシュドロワ、磁気ストライプリーダーをはじめとする機器を簡単に認識できるという。同社では「この機能は、こうした装置の導入・管理に必要なコストや時間を削減したいという要望に応えたもの」としている。
なお同製品の共同開発プログラムには、ソリマチ技研、セイコーエプソンなどの日本企業をはじめ、30社以上が参加しているとのことで、製品は2005年前半よりOEM提供が開始される予定。
■ URL
米Microsoft Corporation(英語)
http://www.microsoft.com/
ニュースリリース(日本語抄訳)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2058
( 石井 一志 )
2004/10/06 16:39
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