エクセルソフト株式会社は、JavaアプリケーションをWin32実行ファイルに変換するツールの最新版「Excelsior JET 3.6日本語版」を10月8日より発売する。価格はスタンダードエディションが66,150円、プロフェッショナルエディションは191,100円。
Excelsior JETは、Java アプリケーションやコンポーネントであるクラスファイルを、Windows上で実行可能なEXE/DLLファイルに変換するツール。プロフェッショナルエディションで生成したWindows用実行ファイルでは、動作時にJREを必要としない。日本語インストーラを含む12カ国語のインストーラを作成できる「JetPack II」も搭載されている。
新バージョンでは最適化技術を新設計しており、実行ファイルサイズが10~20%程度縮小されるほか、浮動小数点を含む演算処理も向上、より短時間のコンパイルが可能となった。安定性も向上しており、不安定なバイトコードが障害にならないという。また新たにJ2SE 1.3.0~1.4.2までをサポートし、JITコンパイラを使用したRhinoスクリプトエンジンのサンプルも追加された。
対応OSはWindows 98/NT 4.0/2000/XP。スタンダードエディションではJREとしてSun JRE 1.3.0-1.4.2, Standard Editionが必要となる。
■ URL
エクセルソフト株式会社
http://www.xlsoft.com/jp/
Excelsior JET
http://www.xlsoft.com/jp/products/jet/
( 岩崎 宰守 )
2004/10/07 20:04
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