日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は、ソースコードでの規約違反を分析するJava開発でのソフトウェア品質向上ツール「anyWarp CodeDirector V3.0」を11月より発売する。価格はサーバーライセンスが200,000円、ユーザーライセンスが50,000円/5ユーザーから。年間保守サービスには製品価格の16%が別途必要になる。
anyWarp CodeDirectorは、オープンソースのCVS(Concurrent Versions System)をはじめとした構成管理ツールと連携して、開発プロジェクト全体のソースコードを一括してチェックできるツール。プロジェクトごとに開発標準として規定された標準化規約を定義でき、ソースコード中の規約違反の内容や件数をHTML形式でレポート出力できる。
これにより実装の初期段階で規約違反を排除し、手戻りを減少させて開発工程を効率化するとともに、ソースコード品質を均質化する。また品質改善状況の推移を把握や、テスト計画における重点確認項目の設定も支援する。
動作環境は、Windows 2000 SP4、J2SE 1.4.2。日立ソフトでは、コーディングルールの設計や運用環境の構築を行うコンサルティングサービスもあわせて提供する。
なお今後日立ソフトでは、Linux環境のサポート、パフォーマンス関連などの標準化規約集の提供を計画している。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://www.hitachi-sk.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi-sk.co.jp/News/News279.html
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