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CA、マルチプラットフォームに対応したバックアップソフト製品群 |
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ARCserve Backup r11.1は、ディスクやテープへのバックアップ/リストア、メディア/デバイスなどデータバックアップ環境の一元管理を可能とするソフトウェアソリューション。今回発表された新バージョンより、Windows/Linux/UNIX（Solaris/HP-UX/AIX）のラインアップが統合され、バックアップクライアントとサーバーのクロスプラットフォーム環境での利用が可能となった。さらに、同社の大規模ネットワーク向け製品「Enterprise Backup」も統合化し、「ARCserveブランドをSMBからエンタープライズまで広める」（プロダクト本部 Brightstorブランドオーナー 関 信彦氏）としている。 統合化により異なるプラットフォームのバックアップクライアントとサーバー間でのバックアップが行える。また、バックアップサーバーの管理・設定方法が統一されWebブラウザ上から行えるほか、プラットフォームを超えた各ワークグループ環境の集中管理が可能となる。さらにSANやOracleなどさまざまな環境のクロスプラットフォームもサポートされる。 このほか4月に発表された「ARCserve Backup r11 for Windows」で搭載された、複数のジョブから同一メディアへの同時書き込みを行う「マルチプレキシング」などの新機能、機能拡張がLinux、UNIX版にも適用される。 現在のところ価格は未定。なお、Windows版r11のユーザーは差分アップデータの無償提供や、Linux版v9からの有償アップグレードが予定されている。 ARCserve Backupは、ローエンドからミドルレンジを中心に「国内で約5万社」（同社）に出荷しているが、製品の統合化により対象をハイエンドユーザーまで広げ競合製品に対抗する構えだ。同社では初年度で100億円の売上を目標としている。 ■ ＵＲＬ コンピュータ・アソシエイツ株式会社 http://www.caj.co.jp/ ■ 関連記事 ・ CA、Windowsサーバー対応バックアップソフトの最新版を発表（2004/01/27）
（ 朝夷 剛士 ）
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