株式会社日立製作所は10月25日、情報システムにおけるサーバーやストレージ、ネットワークなどを対象に、それらを統合してプラットフォーム全体の構成を最適化しIT投資の適正化を同社独自のツールなどによって支援する「コンソリデーションソリューション」の提供を開始した。
コンソリデーションソリューションは、プラットフォーム統合によるTCO削減効果の試算から統合計画の策定、実施、効果の測定と最終的な目標達成まで、一貫したサポートを行うというもの。Windows、Linux、AIX、HP-UX、Solarisなどのプラットフォームにおいて同社のノウハウに基づいた最適化を行う作業プロセスを設定すると同時に、ユーザーに最適な統合形態を自動的に導き出すツールを開発して、目標達成までをサポートするサービスと合わせて提供するとしている。
サービスは(1)ユーザーのシステムを分析し、最適なプラットフォーム統合パターンを策定する「コンソリデーションコンサルティングサービス」フェーズ、(2)コンサルティングサービスによるプラットフォーム統合パターンに基づきプラットフォームを設計・構築する「プラットフォーム設計・構築サービス」フェーズ、(3)統合効果を継続的に測定し、最終的なプラットフォーム構成最適化に向けたフィードバックを行う「プラットフォーム運用・保守サービス」フェーズ、の3つに分かれる。
また、同社の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」や次世代大型ディスクアレイサブシステム 「SANRISE Universal Storage Platform」などプラットフォーム統合に適した製品を用いたソリューションが提供される。
価格は個別見積もり。
■ URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/10/1025.html
( 朝夷 剛士 )
2004/10/25 11:42
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