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日本IBM、Eclipse 3.0をベースにした統合開発プラットフォームの新製品 |
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日本IBM Rational事業部長の宮橋一郎氏は「ソフトウェア開発は、今や企業の基幹ビジネスプロセスです」と述べた上で、「Rational Development Platformは、ビジネスとITのギャップを埋める新製品です」とビジネスとテクノロジの融合を強調する。 Rational Development Platformは、次の7製品で構成される。
3のRational Software Modelerは、ソフトウェア設計者やシステムアナリスト向けのモデリングツールで、UML 2.0のほとんどの機能をサポート（タイミング図のダイアグラムは未サポート）している。4のRational Software Architectは、1～3の製品を含んだ開発ツールのスーパーセットである。 5のRational Manual Testerは、ソフトウェアを手動（Manual）でテストするツールである。6のRational Functional TesterはHyadesをコアにした回帰テストの自動化ツールで、メインフレームの自動テスト機能も追加されている。またRational Functional Testerは1つの製品に2つのコンポーネントを持った製品で、Visual Studio .NETにも統合可能な製品となっている。 7のRational Professional Bundleは、Java開発ツール、モデリングツール、テストツールの製品を1つのパッケージとしてまとめた製品である。 Rational Development Platformは、これまで「Atlantic」というコードネームで呼ばれてきた製品群である。Eclipseの最新版であるEclipse 3.0のプラグインとして、オープンソースのテクノロジに付加価値を提供する。
また、Rational Development Platformは、マイクロソフトのVisual Studio .NETの開発環境との統合も可能にしている。ただし、ベースとなるテクノロジがEclipse 3.0ではなく、Visual Studio .NETとなるため、開発ツールは「Rational Rose XDE Developer for Visual Studio」による統合となる。テストツールはRational Functional Testerに、Visual Studio .NETと統合可能なコンポーネントが含まれている。 価格は、IBM Rational Web Developer for WebSphere Softwareが143,000円（税別）、IBM Rational Application Developer for WebSphere Softwareが572,000円（税別）、IBM Rational Software Modelerが256,700円（税別）、IBM Rational Software Architectが786,500円（税別）、IBM Rational Manual Testerが214,500円（税別）、IBM Rational Functional Testerが589,200円（税別）、IBM Rational Professional Bundleが1,001,000円（税別）。
■ ＵＲＬ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ プレスリリース http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2004/11042 ■ 関連記事 ・ 日本IBM、Eclipse 3.0のテクノロジをコアにした開発プラットフォームをRationalブランドで提供（2004/10/07）
（ 北原 静香 ）
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