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NEC、Microsoftのツールを用いたプロジェクト管理システム導入サービス


 日本電気株式会社(以下、NEC)は、ソフトウェア開発プロジェクトの進行やコスト、リソースの管理を効率化するソフトウェア「Microsoft Project Server」の導入サービスを11月5日より提供する。価格は、1サーバー、Professionalユーザー50名、Web Accessユーザー150名の基本構成で、教育研修を含め約900万円。NECでは今後3年間で50ユーザーへの提供を見込んでいる。

 プロジェクト管理では、日程表作成や進捗状況管理だけでなく、プロジェクト全体をシミュレーションし、期間や人員、予算などの要素を最適化することが必要になっている。

 これに対しNECでは、ISO9000やCMM/CMMIなどのプロセス改善コンサルティングのノウハウを生かし、「Microsoft Project Server」を活用した組織全体のマネジメント手法を提供するとしている。

 サービスには、組織運営の現状診断、プロセスやプロジェクト管理の改善提案を行う導入コンサルティングとシステムの設計から、ユーザーの運用形態に合わせてパラメータを設定するなどのシステム構築、運用までが含まれる。

 このほか操作手順マニュアルや画面説明ガイドの提供、計画立案やリソース管理といった基本機能と、ユーザーの個別環境に関する研修も実施する。

 またMicrosoft Project Serverに含まれない、品質管理、リスク管理、成果物の進ちょく管理などの機能を基本機能としてNEC独自に追加しており、プロジェクトマネジメント全般を包括したシステムを構築できる。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0411/0501.html


( 岩崎 宰守 )
2004/11/05 17:08

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