株式会社ライブドアと株式会社ネオジャパンは11月10日、Skype Technologies開発のP2P型VoIPソフトウェア「livedoor スカイプ」と、ネオジャパンのWebグループウェア「desknet's」の連携に関しての協業を発表した。
desknet'sは、国内で中小企業を中心に32,400社への導入実績があるWebグループウェア。今回の協業により、インターネットを経由したIP電話を無料で利用できるP2P型VoIPソフトウェア「livedoor スカイプ」との連携用アドオンモジュール「desknet's for livedoor Skype」が、ネオジャパンから11月下旬より無償提供される。
アドオンモジュールでは、desknet'sからワンクリックでスカイプを利用した通話が行える機能が提供される。クリック先となるのはユーザー名簿で、livedoor スカイプをインストールした社外ユーザーにもアドレス帳機能からワンクリックで発信できる。またdesknet'sへのログイン時にポップアップで起動するフセン機能へも通話先を登録できる。通話には最大5名まで同時に参加できるため、遠隔地間の電話会議にも利用できる。
なお今後は、desknet'sの伝言所在機能に、相手先が設定したオンライン、オフライン、退席中、取り込み中などのプレゼンス状態を発信側がリアルタイムに閲覧できる機能を組み込む予定。これにより通話可能な状態を選んで発信したり、通話不能な場合にテキストメッセージを送信する機能を追加できる。
また「livedoor スカイプ」の次期バージョンアップでは、不在時の留守番電話機能の追加を予定しており、desknet's側では音声伝言をPCに加えて携帯電話からも確認できるよう機能を拡張する予定。
■ URL
株式会社ライブドア
http://corp.livedoor.com/
株式会社ネオジャパン
http://www.neo.co.jp/
プレスリリース
http://www.neo.co.jp/news/041110.html
desknet's for livedoor Skype
http://www.desknets.com/standard/product/func/function_skype.html
( 岩崎 宰守 )
2004/11/10 19:19
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