住商情報システム株式会社は、基幹業務パッケージ「ProActive」の後継となるERPパッケージ「ProActive E2(Enterprise Edition)」を、2005年1月より発売する。価格は250万円からで、同社では初年度に450社への提供を目標とする。
ProActive E2は、3000社への導入実績を元に、国内固有の商習慣や中堅企業各社に必要となる業務機能・ビジネスモデルを標準で装備したERPパッケージ。J2EE準拠のWebアプリケーションとして動作し、クライアント側ソフトウェアとしてリッチクライアント「Curl」を採用している。これにより高い操作性を実現、同社ではWebアプリケーションの欠点をカバーするとしている。
今回発売されるのは、「債権管理」、「債務管理」、「手形管理」、「資金繰り」、「一般会計」、「管理会計」 の6モジュール。
このほか同社の開発標準「SMARTフレームワーク」を用いた統合開発環境「SMART-IDE」を用いることで、業務機能部品群の再利用が容易になり、システムのカスタマイズ性、追加開発、保守での生産性を向上したという。
また導入時には「To-Beモデル作成」、「業務の適合性評価」の機能により、効率的で的確なニーズ分析が可能になるとしている。
動作環境は、OSがWindows Server 2003、データベースはOracle Database 10g、アプリケーションサーバーがOracle Application Server 10g。このほか帳票プラットフォームとしてウイングアークテクノロジーズ株式会社の「Super Visual Formade」に対応する。クライアント側はWindows 2000/XP Pro。
■ URL
住商情報システム株式会社
http://www.scs.co.jp/
ニュースリリース
http://www.scs.co.jp/news/10new/20041117.htm
( 岩崎 宰守 )
2004/11/17 18:36
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