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日立とNEC、.NET Framework対応のCOBOL開発環境


 株式会社日立製作所と日本電気株式会社(以下、NEC)は、.NET Frameworkに対応するCOBOL2002規格準拠の開発環境「COBOL2002 for .NET Framework」を11月25日より発売、2005年3月31日より出荷する。価格は42万円から。

 COBOL2002 for .NETは、2003年7月より日立とNECが共同開発を進めていた.NET Framework対応のCOBOL開発環境。ログ出力や排他制御などのプログラム機能部品群である.NET Frameworkクラスライブラリも利用でき、COBOLを利用して容易にWebサービスアプリケーションを開発できる。またプログラムの編集やコンパイル、デバッグなどはVisual Studio .NETに統合されているため、Windowsプラットフォーム上での効率的な開発が可能となっている。

 オブジェクト指向プログラミング機能などのCOBOL2002規格にも準拠しているため、プログラムの再利用が容易になるとともに、Visual Basic .NETやVisual C#などで開発したプログラムとも連携できる。さらに日立の「COBOL2002」、NECの「Open COBOL Factory21」といった従来のCOBOL開発環境とも親和性があり、既存のCOBOLアプリケーションの資産も有効に活用できる。

 また今後両社では、2005年発売予定のVisual Studio 2005や、Longhornへの対応も進めていく。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  ニュースリリース(日立)
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/11/1125.html
  プレスリリース(NEC)
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0411/2501.html


( 岩崎 宰守 )
2004/11/25 13:21

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