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IPA、オープンソースソフトの性能・信頼性の評価を開始
独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は11月29日、オープンソースソフトウェア(OSS)の性能および信頼性に関する評価と、信頼性を高めるための障害解析ツール開発をテーマとした事業の開始を発表した。
今回の事業は、アプリケーションサーバーやデータベースサーバーなどミッションクリティカルな分野のサーバーとしてOSSを活用する際、不可欠となる性能・信頼性の評価を行い、成果を誰もが自由に活用できる情報として公開するというもの。公開内容は、評価結果だけでなく、評価の手順やハード・ソフト構成、使用したデータ、ツール等の詳細な内容とし、誰もが再現可能なものとする。また、ダンプやトレース等の障害解析ツールを整備し、その活用ノウハウもあわせて公開する。
IPAでは、本事業の成果を、日本OSS推進フォーラムを通じて日本国内でのOSS普及のために役立てるとともに、北東アジアOSS推進フォーラムを通じた日中韓や世界のOSS普及に関する国際貢献の一環として位置づけるとしている。
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URL
独立行政法人 情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/
プレスリリース
http://www.ipa.go.jp/about/press/20041129.html
( 福浦 一広 )
2004/11/29 17:10
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