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ベリタス、WindowsバックアップソフトのMOM用管理パックを無償提供 |
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ベリタスソフトウェア株式会社は、Windowsバックアップソフト「VERITAS Backup Exec for Windows Server」に対応するMOM管理パックの英語版を12月1日よりWebサイトにて無償でダウンロード提供する。 Backup Execは、2002年に同社が行った調査によれば、Windowsプラットフォーム向けのバックアップソフトウェアとして57.2％のシェアを占め、これまでに100万サーバーへ導入された実績を持つデファクトといえる製品。VERITASでは1993年のWindows NT 3.5英語版発売当時から、Microsoftのパートナーとして、Windows環境向けの製品を提供しており、Windows Server 2003、そしてWindows Small Business Serverの発売時にも、発表と同時に対応するバックアップソフトを発売している。 そして今回もマイクロソフトによるMOMの発表とあわせて、MOMの管理コンソールからBackup Execの環境を管理・監視するための管理パックを提供する。
Backup Execでは管理者向けに、従来「100％の機能が使える」専用の管理コンソール、そして「主にリモートでのバックアップ/リストア用途向け」となるWebコンソールを用意していたが、MOMの管理パックが追加されることで、「MOMのコンソールから他のソフトウェアの稼動状況とあわせて、Backup Execのバックアップ状況やサービスの死活を把握できる」という。障害などがあれば、その際には別途Backup Execのコンソールからバックアップのリトライなどの対処を行うことになる。同士は「管理ツール、コンソール、Webコンソール、そして新たに提供するMOM管理パックの3つの環境を提供することで、さらに管理が容易になる」とした。
MOMの管理パックは、イベントの監視やパフォーマンスの集計、イベントに対するしきい値の設定など、サーバーの監視、管理に必要な項目をまとめたものとなっている。「日立のJP1や、NRIの千手といったシステム管理ツールとも連携するオプションはすでに存在しているが、MOM管理パックについてはソフトウェアベンダーの側が提供するところに意義がある」と述べた。 今回配布される管理パックの監視対象となるのは、「VERITAS Backup Exec for Windows Server 9.1/9.0 MP1 Server」、「同 9.1/9.0 MP1 Remort Agent」の各製品。利用にあたっては、MOMサーバーに管理パックをウィザードによりインポートするとともに、監視対象となるBackup Execサーバーにエージェントを導入する必要がある。 ■ ＵＲＬ ベリタスソフトウェア株式会社 http://www.veritas.com/jp/ プレスリリース http://www.veritas.com/ja/JP/resources/press/PressReleaseDetail.jhtml?newsCI=63362_2004_11_30_pr Backup http://www.veritas.com/jp/mom/ ■ 関連記事 ・ マイクロソフト、Windowsサーバープラットフォームの管理ソフトウェア「MOM」（2004/11/30）
（ 岩崎 宰守 ）
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