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VMWareとVirtual Serverをサポートする物理サーバーからの環境移行ソフト


 仮想マシンソフトウェア「VMware」の国内販売元である株式会社ネットワールドは、既存の物理的なサーバーの環境から、仮想環境へと自動的に移行できるソフトウェア「PowerP2V」を12月10日より出荷する。価格は40万円から。

 PowerP2Vは、ネットワーク内の物理サーバーと仮想サーバーの情報を自動的に検知し、ドラッグアンドドロップによりOS、アプリケーション、設定、データを含むシステム環境をリモートで移行できるソフトウェア。物理環境と仮想環境は直接ネットワーク接続されるため、移行用のストレージや複数台の同時移行も可能。

 OSはWindows Server 2003/2000 Server/2000 Advanced Server/NT4.0 Server、Red Hat Linux 7.3/8を、仮想マシンソフトウェアは、米VMwareの「ESX Server」、「GSX Server」と、マイクロソフト株式会社の「Virtual Server 2005」をサポートしており、仮想環境間のシステム移行にも対応している。

 開発元の加PlateSpinでは、本製品とは逆に仮想環境から物理環境へ移行するための自動変換ツール「PowerV2P」や、サーバーの負荷などに応じて自律的に仮想環境と物理環境を移動する仕組みを実現する「auto-right sizing platform」について、すでに米VMware主催のユーザーカンファレンス「VMworld」にてデモを行っており、ネットワールドではこれらの製品についても順次国内で販売していく予定。



URL
  株式会社ネットワールド
  http://www.networld.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.networld.co.jp/news/press2004/1202.htm
  加PlateSpin
  http://www.platespin.com/
  PowerP2V
  http://www.networld.co.jp/platespin/


( 岩崎 宰守 )
2004/12/02 12:06

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