富士ゼロックス株式会社は、PC上で異なるアプリケーションで作成した電子文書とスキャンした紙文書を一元管理/活用できるソフトウェア「富士ゼロックスDocuWorks 6.0日本語版」を2005年2月8日(予定)より発売すると発表した。
DocuWorksは、誰でも簡単に「紙のように扱える電子文書」を実現するという基本コンセプトの元に開発されたソフトウェア。直感的な操作を可能にすることで、あたかも机の上で紙文書を広げて閲覧したり、クリップで束ねたりする動作をPC上で再現できるのが特長。
最新版では、Webブラウザから、Webサーバー内のDocuWorks文書に対して編集・書き込みが可能になるなど、Webとの連携機能を強化している。また、PDFやTIFF、JPEG、BMPといったイメージファイルもDocuWorks Desk上でサムネイル表示が可能になっている。そのほか、同梱された自然文検索アプリケーションにより、柔軟な検索が可能となったり、新エンジンの採用によるOCRでスキャンした文書の検索性の向上といった、基本機能の強化も図られている。
価格は、DocuWorks 6.0 1ライセンス基本パックが14,200円(税別)、5ライセンス基本パックが58,000円(税別)。
また、文書の活用を自然に促す環境を提供するオプションソフトウェア「DocuWorks Context Service 1.0日本語版」もあわせて発売される。これは、DocuWorksの基本コンセプトをベースに「コンテキストハンドリング」という新しい拡張コンセプトに基づいた製品。ドキュメントの活用に役立つさまざまな環境情報(コンテキスト)を利用することで、ドキュメントを通してさまざまな利便情報を得ることができる。価格は、198,000円(税別)。
■ URL
富士ゼロックス株式会社
http://www.fujixerox.co.jp/
プレスリリース
http://www.fujixerox.co.jp/release/2004/1201_dw6.html
( 福浦 一広 )
2004/12/03 17:10
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