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現場レベルで導入可能な、Webベースの情報共有システム


 エー・アイ・ソフト株式会社は12月7日、Web情報共有支援システム「Webrio Document」を発売した。同製品は、セイコーエプソン製のコピーシステム「オフィリオステーション」にバンドルされている「Webrio Document Lite for EPSON」を強化し、一般ユーザー向けに販売するもの。価格は、10キャビネット版で48,000円(税別)/年から。

 Webrio Documentは、Webベースで情報を共有できるシステム。インストールはインストーラーの指示に従うだけで簡単に行え、運用管理に際しても、すべての操作をWebブラウザ上で実行可能。同社では、これらの機能によって、システム管理者を介さずに利用部門主導でのシステム管理・運用が可能になったとしている。

 また情報登録フォームの設計はパーツを選択するのみで完了するため、データベースの知識がなくとも、稟議(りんぎ)書、会議録、営業提案書といったビジネス文書のフォームを簡単に設計可能。表計算ソフトなどで管理していた顧客データ、メールでやりとりしていた営業日報などの情報共有も行えるという。セキュリティ面では、ユーザー認証機能を利用したアクセス制限が可能で、ユーザー/グループごと、キャビネットごとに細かくアクセス権限を設定できる。

 さらに、オフィリオステーションを利用した紙文書のデジタル保存にも対応する。取り込むスキャンデータはワンタッチで登録できるため、この際にも複雑な操作は必要ないとのこと。

 サーバー側の対応OSは、Windows Server 2003/XP Professional/2000で、WebサーバーとしてIIS 5.0以降を、データベースとしてMSDEもしくはSQL Server 2000を使用する。一方クライアント側は、IE 5.5 SP2以降が正常に動作する機種であれば特に制限はない。



URL
  エー・アイ・ソフト株式会社
  http://www.aisoft.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.aisoft.co.jp/webrio/news/webriodocument.asp
  Webrio
  http://www.aisoft.co.jp/webrio/index.html


( 石井 一志 )
2004/12/07 14:37

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