Enterprise Watch
最新ニュース

日立ソフト、Windowsサーバーに対応した容量管理ソフト新版


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は、HDD容量管理ソフトの新版「Quota Server 2005」日本語版を、1月中旬より販売開始する。同ソフトはもともとスウェーデンNORTHERN Parklifeが開発した製品で、日立ソフトがユーザーインターフェイスを日本語化して提供するという。価格は、1サーバーライセンス(1TB版)が11万7500円。

 Quota Serverは、HDD上の容量割り当て、制限を行えるクォータソフト。Windows環境に対応し、ユーザーごとの容量制限、フォルダ単位の容量制限をサポートする。フォルダを作成すると自動でクォータ設定を作成する自動フォルダ機能も搭載しており、自動ユーザー、自動グループ機能と組み合わせ、柔軟な容量管理が行えるという。また、容量制限値を3レベルまで設定可能で、各レベルごとに異なった処理を実施できる。

 今回の新バージョンでは、新たにExchange Serverの個々のユーザーデータを管理する機能が追加されたほか、これまで管理対象サーバーのレジストリに保存していたクォータ設定を、SQL Serverのデータベースで管理可能となった。これによって、複数のサーバーの設定を1カ所で管理できるようになるとのこと。

 同製品の対応サーバーOSは、Windows Server 2003とWindows 2000 Server。



URL
  日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
  http://www.hitachisoft.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachisoft.jp/News/News293.html


( 石井 一志 )
2005/01/05 17:36

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.