株式会社テンアートニは、PDF電子署名機能を標準搭載した帳票ソリューションの最新版「WebReportCafe v4.0」を1月11日より発売する。価格はいずれも1CPUライセンスで、「WebReportCafe Designer」が21万円、「WebReportCafe Engine」が52万5000円、「WebReportCafe Server」が105万円。年間保守料金として各15%が別途必要になる。
WebReportCafeは、J2EE、.NETなどのプラットフォームを問わず、データソースから動的にPDFを生成できる帳票ソリューション。
GUIで帳票アプリケーションを設計できるツール「WebReportCafe for Java Designer」、アプリケーションに組み込んで利用できる帳票生成コアライブラリ「WebReportCafe for Java Engine」、帳票アプリケーションサーバー「WebReportCafe Server」、XMLによるWebクライアントダイレクト印刷ソリューション「WebReportCafe for Java Print Client」のJava環境向け製品と、for .NET Designerと.NETコンポーネントが含まれる.NET環境向けの「WebReportCafe for .NET」、さらにCitrix社のMetaFrame環境でのPDF帳票ツール「WebReportCafe for .NET MetaFrame Edition」から構成される。
今回新たに搭載したPDF電子署名機能は、従来Security Editionのみに搭載されていたもの。また新バージョンではSQL文をGUIで作成でき、 Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQL、MySQL、HSQLDBの各RDBMSに対応したSQL文も自動生成可能で、サブクエリ、外部結合、集合関数にも対応する「ビジュアルSQLビルダー」も追加した。さらにQRコード出力にも対応した。
同社では、これにより帳票作成をさらに効率化できるだけでなく、既存の帳票システムにセキュリティの確保という価値を提供できるとしている。
■ URL
株式会社テンアートニ
http://www.10art-ni.co.jp/
プレスリリース
http://www.10art-ni.co.jp/news/press20050111.html
WebReportCafe
http://www.10art-ni.co.jp/product/WebReportCafe/
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( 岩崎 宰守 )
2005/01/11 12:32
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