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実環境を考慮したカスタマイズベースのLinux教育サービス


 ユニアデックス株式会社は、カスタマイズ型のLinux教育サービス「ユニアデックス Linux研修サービス」を、1月19日より提供開始すると発表した。講師は、システム構築やサポートの経験を持ち、ターボリナックスの認定資格「Turbo-CI」を取得したユニアデックスのエンジニアが担当する。

 カリキュラムは、Linux全般の基本からサーバー構築まで、実機演習を中心としたものが複数用意される。それぞれ、一企業単位で実際の利用環境を考慮して、より現場に密着した形にカスタマイズできる。実際の講座は、世界標準のLPI(Linux Professional Institute)に準拠したコースで行われ、Linuxディストリビューションの種類に左右されない、汎用的な知識とスキルが習得可能という。資格対策としては、LPI認定資格「LPIC」と、エンジニア向けターボリナックス認定資格「Turbo-CE」双方の取得対策に対応する。

 今回は8つのコースが発表されているが、このほかセキュアOSとして注目されている「SELinux」にも対応するコースも4月から開始する。主なカリキュラムとしては、たとえばLinux OSの概要から基本コマンドの操作方法を習得するまでの1日コースが36,750円/人より、インストール、システム管理、セキュリティーの基礎から運用までを習得する2日コースが89,250円/人より、RDBMSの基礎からPostgreSQLの概要、SQLの基礎を習得する2日コースが105,000円/人より。各コースとも、1クラス10名から利用できる。

 なお同社では今回のサービスについて、「企業の実際の利用環境を考慮し、実機による演習を中心とした実践的なカリキュラムを提供するため、即戦力育成に効果を発揮する」としている。



URL
  ユニアデックス株式会社
  http://www.uniadex.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.unisys.co.jp/news/NR_050117_uniadex.html


( 石井 一志 )
2005/01/17 15:08

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