Enterprise Watch
最新ニュース

ベリタス、Windows向けバックアップ製品「Backup Exec」の最新版


VERITAS Backup Exec 10 for Windows Servers
 ベリタスソフトウェア株式会社は1月19日、データ保護ソリューションの最新版「VERITAS Backup Exec 10 for Windows Servers(以下、Backup Exec 10)」を発表した。また、同製品を中核とした「VERITAS Backup Execファミリー(以下、Backup Execファミ梶[)」もあわせて発表された。

 Backup Exec 10は、複数のBackup Execメディアサーバーを統合して管理できる「Central Admin Serverオプション」や、バックアップでのディスク活用に関する機能「Advanced Disk-based Backupオプション」を新たに追加。リモートオフィスの統合管理を強化することで、支店でのバックアップ作業を軽減できるのが特長となっている。

 対応システムは、Windows 2000 Server/Server 2003/XP Professional、Small Business Server 2000/2003、Windows Storage Server 2003、Windows Powered SAK 2.0以上のNASアプライアンス。価格は138,600円、出荷開始は1月27日。


ファミリー化で一元管理機能を強化

 同時に発表されたBackup Execファミリーは、トータルなデータ保護ソリューションを実現するブランドとして新たに発表されたもの。Backup Execファミリーは、Backup Exec 10のほか、リアルタイムレプリケーション製品の「VERITAS Replication Exec 3.1(旧製品名:VERITAS Storage Replicator)」、およびストレージリソース管理製品の「VERITAS Storage Exec 5.3(旧製品名:VERITAS Storage Central)」の3製品から構成される。

 特長は、同社製品の統合技術であるVERITAS Backup Exec SmartLinkテクノロジによるデータ保護とデータ管理の統合。これにより、ユーザーはBackup Execを使ってStorage Execレポートからデータを即時にバックアップ・アーカイブしたり、Backup ExecコンソールでReplication Execのジョブステータスやアラートを確認できるなど、管理者にとって単一のコンソールから複数のタスクの同時管理が可能となった。

 価格は、Replication Exec 3.1が259,350円、Storage Exec 5.3が138,600円。出荷開始は1月27日より順次行われる。

 なお、米国で発表されたBackup Exec Suiteの日本での発売については未定とのこと。



URL
  ベリタスソフトウェア株式会社
  http://www.veritas.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.veritas.co.jp/ja/JP/resources/press/PressReleaseDetail.jhtml?newsCI=63595_2005_01_19_pr
  http://www.veritas.co.jp/ja/JP/resources/press/PressReleaseDetail.jhtml?newsCI=63596_2005_01_19_pr

関連記事
  ・ 米VERITAS、Windowsサーバー向けバックアップ製品の最新版を発表(2005/01/19)


( 福浦 一広 )
2005/01/19 13:00

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.