株式会社フロントラインは、米Thursby Software Systemsが開発したMacintoshをWindowsネットワークへ参加可能にするソフトウェア「ADmitMac 2.0」を2月25日より発売する。価格は1ユーザーで17,640円。
ADmitMacは、Mac OS Xにインストールすることで、MicrosoftのディレクトリサービスであるActive DirectoryやNT Domainで管理されているWindowsネットワークへの参加を可能にするソフトウェア。Mac OS X上のMacintoshユーザーのログイン制御、アカウント管理を、他のWindows PCも含め一括してWindowsサーバーから行える。NTドメインコントローラとの通信には、SMB/CIFSプロトコルが用いられ、Windows側で設定を変更する必要もない。
またKerberos認証にも対応し、セキュリティ面での問題もない。NTFSファイルシステムもサポートしておりファイルやプリンタも双方向で共有できる。このほか認証情報をキャッシュできるため、ドメインに接続できない外出先でもドメインアカウントでログインできる。
新バージョンでは、Mac OS X Server MCX設定をActive Directoryドメインサーバーに統合し、アカウント管理を一元化する「Workgroup Managerプラグイン」、Macintoshで稼動するActive Directoryドメインのアカウント管理ツール「AD Commander」、大量導入を行う際のデプロイメント用カスタムインストーラ作成ツール「ADmitMacデプロイメントユーティリティ」を新たに搭載している。
対応OSは、Mac OS X 10.2/10.3。管理サーバー側はWindows NT 4.0 SP6a/2000/Server 2003。
■ URL
株式会社フロントライン
http://www.fli.co.jp/
( 岩崎 宰守 )
2005/01/26 17:36
|