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NECソフト、COBOL資産の活用とオープン系への移行を支援するミドルウェア |
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NECソフト株式会社は2月2日、オフコンやメインフレームのCOBOL資産を活用しながら、オープン系システムへの移行を支援するミドルウェア「HYPERPOST」の販売開始した。 HYPERPOSTは、基幹業務システム構築に必要な画面表示、印刷、データ変換、ジョブ管理などの機能を持ち、COBOL資産をオープン環境で使用可能とするもの。.NET Frameworkに対応し、XMLやWebサービスの活用も可能となる。 HYPERPOSTでは、ビジネスロジックをCOBOLで残し、ユーザーインターフェイス部分をツールを用いて開発する手法をとる。これにより、従来のCOBOLシステムで必要だったプログラミング作業を大幅に削減し、短期間での開発や機能ごとの分散開発が可能になる。導入後は、ユーザーによる仕様の変更などのメンテナンス性も向上させることができる。 また、段階的な移行としてCOBOLを残しながらオープン化を実現し、将来的にCOBOLの部分をほかのプログラミング言語で書き換えることもできるという。 さらに、XMLインターフェイスを持ちデータを標準化するので、他システムとの連携も可能。業務システム間や、既存プログラム、拠点間のシステムなど、データや資源をシームレスに接続・連携することができるという。 価格は個別見積り。同社では今後3年間で50セットの販売を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ NECソフト株式会社 http://www.necsoft.co.jp/ ■ 関連記事 ・ NEC、ソフト・サービス事業を再編（2004/12/02）
（ 朝夷 剛士 ）
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