NTTソフトウェア株式会社は2月3日、ITSS(ITスキルスタンダード)による人事・研修・資格・通信教育の統合管理システム「TIRARE(ティラーレ)」を発表した。販売開始は4月。
TIRAREは、各企業が現在運用している人事システムやスキルチェックシステムとの連携により、人材の最適配置や研修関連業務の効率化を可能とする、人材基盤構築のインフラシステム。主な機能は、ユーザー情報の管理などを行う「システム共通機能」、研修コースの管理・受講履歴などを管理する「研修管理システム」、資格取得状況・通信教育受講履歴などを管理する「資格・通信教育管理システム」など。
販売価格は、200万円(人事データベース連携、スキルチェックシステム連携などのカスタマイズ費用は別)。主にIT関連企業向けにソリューションとして提供し、来年度5件のSI案件の獲得を目標としている。なお同社では、同システムをスキル診断に基づくプロジェクト発足時のメンバー編成や各種研修の企画・管理・運用、資格取得および通信教育の受講管理などで利用しており、人材マネジメントの効率化および生産性の向上を図っているという。
■ URL
NTTソフトウェア株式会社
http://www.ntts.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntts.co.jp/wn/WhatsNew/050203_NR.html
( 福浦 一広 )
2005/02/03 15:59
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