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東芝ソリューションと日本オラクル、両社製品を統合したJ2EEソリューション
東芝ソリューション株式会社と日本オラクル株式会社は、J2EE向けGUI環境「FlyingServ J-Frame Server」と、アプリケーションサーバー「Oracle Application Server 10g」、Java統合開発環境「Oracle JDeveloper 10g」を連携させた統合的なEoD(Ease of Development)ソリューションを2月8日より発売する。
J2EEシステムのクライアントには、通常Webブラウザが用いられるため、GUIの制限から高い操作性や使い勝手を実現できない。これを解消するリッチクライアント製品では、J2EEアプリケーション開発とは別に、GUIアプリケーション開発のための専用ツールを必要とする場合が多い。
本ソリューションは、プロパティとパネル設定のみでGUIを開発できるJ-Frame Serverの業務画面用コンポーネントを、JDeveloper 10gから利用可能とすることで、こうした問題を解消し、さらにGUIからビジネスロジック、データベースアクセスまでのJ2EEシステムを短期間に開発できる総合的なソリューションを提供する。
またFlyingServ J-Frame Serverは、サーバー側でGUIロジックを実行し、画面のみをクライアントに送信する仕組みなため、クライアントでの操作時にサーバー側ビジネスロジックとの通信が発生しない。このため操作レスポンスが向上するとともに、運用管理負荷も軽減できる。Java動作環境であれば、環境や機種を問わず動作する点もメリットとなる。
今後両社では相互の技術サポートや共同のプロモーション活動を展開し、データ入力を行うエントリー業務用システム、また操作性の問題からWebアプリケーションに移行できなかったオフコンやC/S型システムなどを中心に、年間100セットの販売を目指す。
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URL
東芝ソリューション株式会社
http://www3.toshiba.co.jp/ccc/index_j.htm
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
プレスリリース(東芝ソリューション)
http://www3.toshiba.co.jp/ccc/news/detail/050208.htm
ニュースリリース(日本オラクル)
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1305
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( 岩崎 宰守 )
2005/02/08 16:38
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