株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は、オニックス・ソフトウェア株式会社の「Onyx Enterprise CRM」を用いて各拠点に存在する顧客情報を一元化する「統合CRM構築サービス」を2月21日より提供する。価格は1000万円からで、ソフトウェア費用は別途必要となる。またオプション「セキュアCRMソリューション」も250万円から提供する。同社では今後2年間で3億円の販売を目標とする。
Onyx Enterprise CRMは、顧客情報をセールス、マーケティング、サービスなど複数部門で共有できるWebポータル機能を備えたCRMソフトウェア製品群。パートナーとの情報共有や、顧客との接点である企業サイト構築用の製品もラインアップされている。
富士通SSLでは、Onyx Enterprise CRMを用いて各拠点や業務ごとに独立して管理されることが多い顧客情報を統合し、さらにCRM関連のコンサルティング経験から、これまで縦割りだった業務を再構築して連携することで、問い合わせ窓口対応のサービス向上、担当顧客の取引状況の把握と効果的な戦略立案、見積価格の周知徹底などが可能となる業務プロセスもフレームワーク化して提供する。
富士通SSLでは、このフレームワーク化により短期間で全社統合CRMシステムを導入可能としている。またフレームワークは個々の環境に合わせてカスタマイズも可能だ。
なお今後は、業種共通フレームワークを元にして、各業種や業態に特化したテンプレートもあわせて提供する予定。
■ URL
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
http://www.ssl.fujitsu.com/
プレスリリース
http://www.ssl.fujitsu.com/news/2005/press050214.html
オニックス・ソフトウェア株式会社
http://www.onyx.co.jp/
■ 関連記事
・ 富士通SSL、CRMシステムを手がける共同出資会社を100%子会社化(2004/04/01)
( 岩崎 宰守 )
2005/02/14 14:14
|