マイクロソフト株式会社は2月15日、「Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 Release Candidate 2日本語版」(以下、SP1 RC2)のダウンロードによる提供を開始した。
SP1 RC2は、2004年12月にリリースされたSP1 RCを品質的に向上させ、より製品版に近い最終の製品候補版。Windows Server 2003 SP1に対応したアプリケーションの最終評価や、導入に向けた最終評価を目的として配布されるもの。開発途中のバージョンであるため、実稼動環境へのインストールは行わないようアナウンスされている。
Windows Server 2003 SP1は、Windows Server 2003出荷後に報告された問題の修正プログラムと、セキュリティ強化機能を追加するもの。XP SP2で搭載されたWindowsファイアウォールや、不必要なポートをウィザード形式で設定できるセキュリティの構成ウィザード、セットアップ直後の脆弱性が残っている期間、サーバーへの着信接続をブロックする機能などが提供される。