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インターウォーブン、「意識が高まっている」Webコンテンツ管理ソフトの最新版


 インターウォーブン株式会社は2月18日、Webコンテンツ管理ソフトの新版「TeamSite 6.5日本語版」の販売を開始した。3月末より出荷開始する。

 TeamSite 6.5は、Webコンテンツ構築・運用のワークフローやドキュメントの管理を一貫してサポートするECM(Enterprise Contents Management)ソフト。コンテンツ作成から配信までの承認ワークフローの構築や、サイト全体から各コンテンツのバージョン管理、関連会社やイントラネットなど複数サイトの一括管理などが行える。例えば、コンテンツのバージョン管理機能は、更新を重ねるWebページのスナップショットを逐次保存し、過去のWebページに戻したり、過去一定期間に公開していたWebページを後に参照することなどが可能となる。

 新バージョンでは、サイト全体のテキスト、メタデータ、XMLの検索が可能となったほか、オプションで、変更履歴などのレポート作成機能を搭載した。また、従来バージョンより日本語化をより進めたという。


TeamSiteによるWeb作成ワークフロー フォームに入力することでWebページやインデックスの更新が可能に

代表取締役 杉本弘康氏
 Webコンテンツ管理ソフトは、Webページの活用方法の多様化や、情報量の増大などにより、Web管理業務の効率化への必要性が高まり、2年ほど前より導入・検討する企業が増加しているという。同社では、特にWeb上における企業や商品のプロモーションにおいて、方向性を統一化し、ブランドイメージの向上を目指すBtoCビジネスを営む企業を中心に展開するという。

 代表取締役社長の杉本弘康氏は、2月17日に電通による、国内の媒体別広告費においてインターネット広告がラジオ上回ったとする発表を挙げ、Webプロモーションの認知が広まったと同時に、コンテンツ管理への意識が高まっているとした。その上で、「今年度中に20社以上新規受注は可能」と自信を示し、アジアパシフィック地域におけるECMソフト市場シェアにおいて、現状の約20%から30%への成長を目指すとしている。



URL
  インターウォーブン株式会社
  http://www.interwoven.com/locale/jp/


( 朝夷 剛士 )
2005/02/21 10:53

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