日本ヒューレット・パッカード株式会社は、ワークステーション上で稼動する3Dグラフィックスアプリケーションの画面を円滑に共有できるリモートアクセスソフトウェア「HP Remote Graphics ソフトウェア(以下、HP RGS)」を2月24日より販売すると発表した。出荷開始は3月上旬。
HP RGSは、遠隔のワークステーションまたはPC(Receiver)からワークステーション本体(Sender)へのアクセスを可能にするソフトウェア。Senderのデスクトップ画面を、Receiver側で表示用画面として画像作成するのではなく、Sender側で画像データを作成して転送する仕組みを採用することで、高画質表示が可能となっている。転送されるグラフィックデータは、同社独自の圧縮技術「HP2テクノロジ」により、170:1の高い圧縮率で高速にエンコードし、平均5Mbpsのネットワーク帯域幅まで圧縮して転送される。これにより、CADやCAEなどの大容量データの確認作業をオフィスから離れた場所からでもリアルタイムに行える。
価格は、HP Remote Graphics ソフトウェア Senderモジュール/Receiverモジュール 使用権 HPシステム用が、63,000円(HPワークステーション一台あたり)。HP Remote Graphics ソフトウェア Receiverモジュール 使用権が、14,700円/台。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
プレスリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2005/fy05-053.html
( 福浦 一広 )
2005/02/23 12:40
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