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ターボリナックス、Turbolinux 10 Serverを用いたHAクラスタソフト


 ターボリナックス株式会社は、HAクラスタソフト「Turbolinux Cluster HA 3.1」を3月11日より販売開始する。同製品は、同社のサーバーOS「Turbolinux 10 Server」と、NECのクラスタソフト「CLUSTERPRO for Linux Ver3.1」をバンドルしたもので、価格は63万円(2ノード)から。

 Turbolinux Cluster HA 3.1は、最新のカーネル2.6ベースで開発されたTurbolinux 10 Serverを用いてHAクラスタを構成する製品で、Turbolinux 8 CLUSTERPROの後継にあたる。ラインアップには、共有ディスクを利用する「Turbolinux Cluster HA 3.1 SE」と、データミラーリングを用いる「Turbolinux Cluster HA 3.1 LE」を用意した。

 このうちTurbolinux Cluster HA 3.1 SEでは、最大32台のサーバーを、共有ディスクを介して相互接続可能。アクセスノードの障害発生時には、スタンバイノードへIPアドレス、アプリケーションプロセス、データを切り替え、継続運用を行える。

 一方のTurbolinux Cluster HA 3.1 LEでは、Ethernet経由で接続された2台のサーバー間でデータミラーリングを行い、アクティブノードに障害が起こった時に、スタンバイノードへ切り替える。両ノード間では、IPアドレス、アプリケーションプロセス、データが自動で引き継がれるため、業務を継続できるという。加えて、「Turbolinux Cluster HA 3.1 LE FastSync Option」と併用すると、障害・メンテナンス後のサーバーデータを差分のみ同期させることが可能になるため、縮退運転からの復帰時間を短縮できるとのこと。

 またTurbolinux Cluster HA 3.1には、データベース、ファイルサーバー、インターネットサーバーの定期的な監視を行えるオプションや、ターボリナックスによる年間サポートメニューなども用意される。



URL
  ターボリナックス株式会社
  http://www.turbolinux.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.turbolinux.co.jp/news/2005/feb/tl0228.html

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( 石井 一志 )
2005/02/28 12:24

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