株式会社マクニカは、ビジネスチャートサイト作成ソフトウェアの最新版「B3 Smart Ver.2.0」を3月7日より販売すると発表した。
B3 Smartは、SAP(R/3 BW)、JDBC対応のRDBMS、XML、CSV、Excelのデータソースと連動し、Webブラウザ上で動的にビジネスチャートを表現するソフトウェア。基になるデータが変化すると、自動的にグラフに反映されるため、チャートデータの製作、加工、設置業務などの負担が減り、大幅な工数短縮が可能になるという。
最新版では、従来のチャート主体のダッシュボード作成機能に加え、テキストボックス、データのテーブル表示機能を採用することで、企業の情報を画像・文字・数字といった複数の表現方法を用いた「レポ-ティングサイト」の構築が可能となった。また、チャート作成機能には、チャートタイプ、テーブルデザインのテンプレートを追加、導入後すぐに直感的でインタラクティブなチャートを利用できる。チャートは、拡大表示サイズ指定機能、CSV書き出し機能をサポートしているため、JPEG、PNG形式の画像書き出し機能により、WordやPowerPointなどでの利用も容易にできるとしている。
そのほか、複数のデータソースから取り込んだデータを結合し、データ間で合計値、比率などの演算を行った後、その結果を単一あるいは複数のチャートにするデータ変換機能を標準装備。BI(Business Intelligence)やDWH(Dataware Housing)ツールがない環境でもデータベースの統合と経営ダッシュボードの作成が可能となった。
対応OSは、Windows Server、Linux、SolarisなどJavaVMとPostgreSQLが動作する環境。価格は、50ユーザー版が172万円から。同社では、今年度200セット以上の販売を見込んでいる。
■ URL
株式会社マクニカ
http://www.macnica.co.jp/
( 福浦 一広 )
2005/03/04 12:51
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